2013年6月30日日曜日

6月29日分

土曜日担当藤村です
先週は提出間際のアレで更新できませんでした。


土曜日は朝から土屋先生がいらっしゃって、少し新しい話がありました。
この前の記事で珍田が書いてくれてます。

一応ゼミ内の話としては、
「文化としての施設」そして「エネルギー問題への回答としての施設」
二本の柱として提案できるのでは?という話もありましたが、

・今までの話と方向がズレてくる。残り時間を考えて、今の資料を明解にすることが大切
・今まで話し合ってきたことからその結論に達したい
・文化としての柱を立てつつ、案を補強するようなかたちでもエネルギーの話には言及できるのでは

という話から、
1資源を賄う
2原発問題への問題提起、投げかけのような提案
3山をエネルギーとして捉え、「山の文化」という切り口で説明して文化の柱に提案を終着させる

だいたいこんな視点でもってプレゼンに練り込む程度なら矛盾がないのではという話になりました
ただ、現状の資料も足りていない状況なのであくまで+αという位置づけで、
少しそれにも触れることで、この天使の学校の展望としても意味を持ってくるのではと思います

で、そのバーティカルの資料の話なのですが
僕はパース画と図面を担当する事になっていますが、イメージ載せておきます

模型写真に添景を貼付けていて、背景も写真を合成しています
一応これはデッキのイメージとして使うつもりで作りました。アラがあるところは時間の許す限りレタッチします
こんな感じであとカフェ、ギャラリー、体育館、余裕があれば他にも作る予定です
土屋先生に見せたところ好評でしたのでこれでいきます

ただ問題があって、
元の写真をiphoneのカメラで撮っているのですが、部屋の内部まで入り込めず内観まできれいに取れないので、内観に限ってはCGでやってみるかもしれません。
もし天井や屋根を外さずきれいに部屋の中が撮れた写真があったらください。
月曜日に田原さんがいらっしゃるようなので、図面とパース両方見せられるといいなと思います
終わらないかもしれませんが頑張ります。

図面がまだ終わっていないので、誰か代わりに書いてもらえると助かるのですが
余裕がある人は連絡をくださいお願いします
とりあえず提出お疲れさまでした。一週間徹夜続きだったので今日は寝ます
以上藤村でした

2013年6月29日土曜日

先生からの助言
文化的アプローチ
日本に文化が根付いていない
東日本は大きな事件
1960年代 日本の資源・・・山
日本は木をうまく使ってきた ex建築
今 山放置
日本外からの資源で成り立っている。
日本人は山で生きてきた。
炭であったりで山のエネルギーを使ってきたのに今は
原発に頼りすぎている。
戦後の植林
中国からの水源の源である山の買い占めがあり
日本のエネルギーが
エコな施設 
施設の中にエコを取り入れる、
木材を加工する際に出る木くずで発電
そういったことができるボイラーの建物を
新たに建てて学校の電力を賄う事が出来ればエコという

材木屋が年間で機械にかかる電気代は1億円
それを木くずを炉に入れて発電できるようにすることによって
過剰電力が5千万もの利益を生み炉の開発に掛かった10億を
考慮しても5年で元が取れるというエコなことができている。
木くずはペレット状に圧縮することによって近隣の
銭湯などで利用することもできるようになり
ゴミとなっていた資源が地元で消費される地産地消が成されている。
木のエネルギーに目が向かなくなってしまったから
それは経済を優先してしまったから



2013年6月28日金曜日

提出
プロジェクターを用いてプレゼンした。
発表を終え、色々と足りないところが見えてきた。
一番押すべきポイント→生み出そうとする活動
           ベースにした交流
           間伐材→額田の武器
文化的にアプローチしていく 今までの活動を軸に生み出そうとする活動から
              →制作活動とつながる
小原木材の紹介 天使の森の説明の際に小原木材の小原さんが取り組んでいるとあるが
知らない人にとっては小原木材が何なのかが一切わからないので小原木材と
天使の森の関係も再度資料にする。材木屋 代々林業に関わっている 生態系を戻そうとしている。自分たちとの関係

森林面積 %とか 額田のデータ 額田と自分たちの関係
人口 林業従事者も併せて記載する。 全国からの額田の位置
設計範囲のパース イメージスケッチ←夢がほしい
猪垣などの全体の写真をわかりやすく、交流してる楽しいのに
図面について 既存と変更後の比較
バンフの内容の写真
デッキをどうするか 交流のイメージとつなげる、遊びをもたせる
ページごとの正しい表題
交流 ハード・・・デッキで交流を促す 小学校に入りやすくするアプローチ含め
         魅力を高める
   ソフト・・・今までの議論してきたプロジェクトでもいいし配布資料にする。

学校外との関わりを考える。
交流の具体的イメージ→それぞれの要素


模型 手が加えられていない空白の空間に植栽なりデッキなりをする。
地形模型の地区色分け


明日土屋先生がパーティカルレビューに向け
進展を見るのでパースと図面が見たいとのことです。
CGパースとのことです。
スライドの内容を手書きでもいいのでやってもらえると幸いです。
甲谷 図面
惣坊 ダイヤグラム 
藤村 CG
珍田 写真に人合成 
↓カから
パーティカルレビューの説明
データの提出締め切り
7/3水 13:00まで
建築学科研究室に
画像サイズ 解像度の提出形式 1024*768pixcel  144dpi jpg
フォントは大きめ グレートーンは不可
縦横は問わないが長辺を1024pixel以下とする
図面の読み取れる画像であること。
ファイル名の付け方
4tahara01-10.jpg
4年 コース名 1/10枚目
作品の展示準備
7/4木
14:30~ 展示スペースで
バーティカルレビュー
7/5金 
13:00~
細かい内容は用紙で


2013年6月22日土曜日

ゼミで先生に指摘されたところ
スライド資料が足りない。
喋って補足するにしても何かしらのイメージがないと伝わらない。
話が唐突に変わるから筋道立ててプレゼンする。
額田の位置。大雨川小学校の位置、ひいては額田が遠いという
どこからなのかとか集落ごとでバラバラというが関係性などの資料も足りない。
森林問題に直面している内容も林業従事者が少なくなったから
森林問題から過疎問題へと至る筋道も立てられていなかった。
アーティストインレジデンスという言葉にとらわれて
実際にやりたい、人を集めること。森林問題などをまず知ってもらうこと
が抜け落ちていたと感じる。
今後の日程。
月曜15時から田原先生にもう一度提出前にチェックしてもらい
足りないところを補う。
提出日 木曜 17時 臼田さんにチェックしてもらう
金曜     15時 講評

2013年6月21日金曜日

提出一週間前

お疲れさまです。
先週ブログ更新忘れてました。すみません

 先週の金曜日、土曜日わかったこと、言われたこと
 ・アーティスト イン レジデンス は俺らのやりやすさで、額田の人にとってはどうなのかという話
 ・制作過程を大事にする
 ・学生と地元の人と関わりながらやる。
 ・地元の人に教わりながら何か活動をしてもらう。
 ・自分たちが実際にやってきたこと(グッチーが猪垣を積んだことなど)を列挙する
 ・全体が見えていない。コンセンサスがとれていない。
 ・レジデンスは日本でいくらでも行われている。けれど額田にしかないオリジナリティーをもったものをつくる。固有のものを出す。→魅力に繋がるのでは。
 ・チャームポイントをつくる
 ・他にはない魅力をつくる
 ・額田の他にはない魅力とは?それを見せる
 
美術系学生に焦点を絞る案に対して

 ・美術学生が額田の抱える森林問題に対し、考え解答し、作品を制作することは勿論、制作という行為を発信することでより多くの関わりを持ってもらう。その拠点をつくる
 ・一番大切なのは、大雨河小学校に美術学生が作品をつくるプロセスを大切にする。その中で森林問題を考えてもらう
 ・作品を発表するのは二の次
美術学生に限らず、今額田に存在している問題に関して、
 ・岡崎市にも色々な分野を専攻している学生がたくさんいる中で、美術学生だけが額田の問題を背負うことは、果たしてどうなのだろうか?
 来る人を限定するのではなく、この施設が何を目的にした物なのか?についてしっかり解答できてるのか。

甲谷

 
 
 
 

2013年6月19日水曜日

こんばんは、遠矢です。

資料になりそうなもの載せます。

アーティストインレジデンス関係
http://air-j.info
http://www.artscape.ne.jp/artscape/blogs/blog2/2010/02/post_134.html
http://www.jpf.go.jp/air/enterprise/pdf/kanno.pdf

額田の地元
http://www.oklab.ed.jp/oamekawa/
http://homepage2.nifty.com/zemanjo-kayabuki/index.html
http://www.morinoeki.jp/hotaru_gakkou/index.html

google mapのマイプレイス内の"Maps Engine Lite の優れた機能を使用"をクリックして、左上のフォルダからopen a mapをクリック。okazakiって地図を選ぶと、額田で重要そうな何カ所にピンを打った地図がでてきます。この地図を使うと便利だとおもう。
https://mapsengine.google.com/map/edit?gmp=mpp&mid=zHa8de41Xyqc.kISD9A3Uvqms


2013年6月18日火曜日

確認の意味をこめて

図面を書いていて思っていること、意外と重要かも知れないと思ったので

校舎の既存の輪郭を生かして設計を進めるのであれば、
気をてらった面白い空間にするとか、大きい変更がない提案をすることになる
そう考えると大体図面の方は書けているのかもしれない
あとは添景の配置などの細かい話になってくる

空間自体の面白さよりも、むしろそこに入ってくる活動やその意味などを詰めることが必要で
そう考えると矛盾のないゾーニングは必要だけど、どういうプログラムなのかを詰める事に時間を割いた方がいいので、、
プレゼンの流れをつくって、それに必要な「資料」を集めるようなかたちで
課題を進めていくという方向で、
(もしかして、みんなその認識で今週やってたとしたら僕分かってなかったです、すみません)

今週のエスキースで先生方に疑似プレゼンする感じで。
する感じというか、しよう

藤村

大雨河小学校の使い方

個人的には改築、改装はほとんど行わず今あるものを上手く活用すべきだと思う。
今無い風呂は新築する必要があると思うけど、それ以外のものは既存のスペースを使ってできると思う。
あんまり手を加えすぎない方が良いとおもう。
最初から色々やってしまうと後からの面白み、伸びしろが無くなってしまう。
とりあえず最低限必要なものを考えて、既存の校舎は変えないでおきたい。
 またゼミ室で、

惣坊

2013年6月17日月曜日

6月15日

土曜日担当藤村です。

更新遅れてすみません。
少し気になる事例を見つけたので一応教えておきます

「3331 arts chiyoda」
http://www.3331.jp/

千代田区にある、小学校を改装したアートセンター
ページを見ていると、やろうとしていることがだいぶ近い気がしました。
コミュニティスペースの貸し出しや、講演イベントなどを行うラウンジ、
こちらは体育館をそのまま体育館の用途で使う事を想定しているようですが、
あまり用途に関して制限せず、
利用者への「場所の提供」ということをコンセプトにしているような

立地も新宿、渋谷などの都市からだいぶアクセスが良く、
地域の人以外にも足を運ぶ人でにぎわっているようです。


事例は参考にしつつ、でもマネしないことが重要ですね
ここは使用料がすごい高いみたいです。
また、アーティストインレジデンス的な要素もプログラムに組み込んでありますが
こちらはプロの(?)アーティストの人を招いていて
製作してもらう中で子供達とワークショップを行ったり、作品を展示したりということみたいです

そうなると、制作や展示によって僕たちが伝えたい「森林問題へのメッセージ」が
アーティストというフィルターによって一般の人、外部の人に伝わる時
その意味合いというか、問題への距離が遠くなってしまうのかもしれないとも思います

学生、と限定することは、消極的に捉えている事ではなくて、
ある種社会的に力のない存在だからこそ、それを訴えていく時に一般の人もそれを考える敷居が下がってくるというか、そういった機会につながってきたりすんのかなと思います。


作業や話し合いをしていて思ったことは、金曜日にコンセプトをまとめたとき
それぞれが解釈をすぐに文章化できなかったということがあって
考えていることは同じなはずなのに、
言葉によってそれらが含む意味が大きく変わるんだなあということです
僕も言葉がうまいわけではないですが
ちゃんと伝わらない時に、その言葉の微妙な違いで伝わらないと諦めるのはもったいないし
それを途中で遮ってしまうのも違う

時間はないですが、作業しながらでも話はできると思うので大枠だけはしっかり共有して
細部はギリギリまで悩んでいいものを提出できるように頑張ろう
みんなでやれば終わると思う、あと12日

藤村



2013年6月10日月曜日

6月8日分

土曜日担当藤村です。
今週末、また少し体調を崩していました。
もともと頭痛持ちなのですが、季節の変わり目ということが多少影響しているのだと思います。
気をつけます。

既存の空間へのアプローチとして、小学校を敷地にする、という事で
金曜日のゼミでは小学校で行う(現地、そして外部の人を対象にした)イベントや
空間をどのように使う事ができるか、といった具体案をできるだけ出しました。
今までやってきたキーワード出しのおかげで、
全員その部分では何となくの「イメージ」というかこんな感じ、という案を
ニュアンスで共有できてると思います。

後はそれを行う際の具体的な空間の使い方。

・既存の施設(教室、校舎の配置、川や地形)を活かす
・小学校のプログラムに含まれていない施設については新設する
・小学生だけが利用する空間ではなくなっていくので、扉や窓の大きさ、トイレの便器など
細かいけどそこは全部修正する
・ただ、全部を修正してしまわないようにする。
ぼろぼろになった壁紙を新しい壁紙によってなかった事にしてしまうような提案にはしない

ちらほら出ていたキーワードをまとめると、こんな感じのルールができるような気がします
その上で配置のバランスと、あとはスタディ模型を見ながらひたすら作業

あと、これは自分に言い聞かせますが
土屋先生や田原さんの意見はあくまで参考として、あんまり鵜呑みにしないで、
正しいと思った事はそのまま進めていくようにしたいです
藤村



2013年6月7日金曜日

ようやく

先生たちの誘導もあってようやくスタートした。
学校で何をするかといった考えでアイディア出しをしていて
それぞれ単発で出てはいたが、それが学校という
使われていない場を有効活用した時に入るアイディアなのかを考えていなかった。
ホタルと茅葺きと大雨河で額田の中のトライアングルのようにでき
それらのコアにもなりうるんじゃないかと進め方もある。
今回、学校に作ったほうがいいものを上げていき
それらがどこに属すのかを割り振っていった時に
劇場空間:演劇 映画館 音楽フェス カフェテリア  
多目的空間: 休憩所 販売所 サービスエリア レストラン
滞在空間:宿泊所 アトリエ
レジデンス:工房
インフォメーション ギャラリー: 研修センター 資料室
5つの柱ができた。
それらを学校の施設に当てはめるのか
新規で作るのかをゾーニングしていき
劇場:甲谷 (体育館の場所)
多目的空間:藤村 山口 (校舎)
アトリエ:珍田 (特別教室棟)
ギャラリー:卓 (プール)
グラウンド
駐車場
模型:惣坊
と割り振りディティール含め考える。
月に話し合い
水から模型にとりかかる。 
金曜にはスタディ模型を見せれる段階にする。

2013年6月6日木曜日

水曜なのに木曜になってしまいすみません。

<昨日話し合ったこと、気づいたこと>

・小学校を宿泊できる場所にすること

・プールが使われていない

・小学校の周辺の川に下りる階段が気になる→写真を共有した方がいい

・模型を作ってみて、図書室とパソコン室が一番みんなが集まれそうな教室だった

・教室のドアが低かった、トイレの便座が小さかった→残す物は残す案

・簡易的な仮設的なものでルールを決めるのは?

・市役所に話を聞く→小学校の構造は?壁は構造体になってない

・小学校をリノベーションする時に、どこまで残すか

・中のシステムが違う。用途が違う。

・具体的なリノベーションの範囲→全体をやらないと意味がないのでは?

・造り変えていける、変化させていける仕組→繋げていく仕組み、リノベできる部屋でき ない部屋

・単発的なイベントでは発展しない

・提案の方法で、学生の範囲で、できるかできないかでと決めつけることはよくない

・書籍はどうやって渡すかなど具体的であった→想像力を働かせて、突き抜ける時は突き 抜ける方が良い

・課題を課題として回答してない→額田の人たちのためにどうできるかというのと、VRに 出す物は違う気がする

・改装するアイディアと前からのアイディアをつなげる

・小学校をリノベした時に、さらに発展的な提案ができる

・小学校を変えるのが、一番よいのでは

・屋上へのアプローチがわるい

・ルール、秩序を決めておく。作り替える時のルール。小学校で行われた活動を残してお ける”記憶装置”としての役割

<今後の進め方>

小学校の周辺のスタディ模型をつくる


 小学校を宿泊できる様にすることで、今まで出ていた案を活かすことができると思う。ただ、上にも書いた様に、単に改装するだけじゃ機能しないから、額田の人が活動することで変えていけることや、活動を残していけるような機能を残せるようになどのルールを決めて進めていけば良いと思う。
 小学校は言わば”額田の負の遺産”だと思う。管理して残していくだけでお金がかかる。その遺産に少し手を加えるだけで、新しい使われ方、活動が生まれるようにしたいと思った。理想だけど、今ある機能を残しつつ額田の人が自主的に行動してかえていけるような小学校にしたいと思いました。
 サマースクールや美大生の制作活動の拠点などを提案するにしても、額田には泊まれる場所が本当に限られている。小学校を宿泊所とすることで、旅人が額田に滞在しやすくなり、額田への人の流入も生まれると思う。

提出まで時間が限られているので、気がついたこと、良くしていけること、進め方でも何でもいいので、共有して進めて頑張りましょう!

甲谷











2013年6月4日火曜日

原点回帰

火曜ですね、遅くなりました...


なかなか課題を思うように進められず、危機感とともにどうにか現状を打破していかなかればと感じておりますが、はじめに今自分のなかで思うことを書きます。

先週の授業で先生方に言われたことからこれまでを顧みると、たくさんのキーワードや各々の印象を出してそれらの関連性を認識してきたのはいいのですが、そこから具体案を出していく過程において、どうもそれらの言葉を見過ぎて論理的思考が先走ってしまっていて、案が出てもそれが実際具現化し発展していったときのイメージがもてていないという印象があります。
自分たちがこの課題で出したひとつの提案を額田に持ち込んだとき、むこうの人たちの心を動かし、その人たちが能動的に行動を起こすようになり(活性化とは地域の自発性あってのことだと思う)、またそれがその先も継続されうるだろうかを想像してみて、なかなか確信できるところまで至らないのは、やはり論理や言葉に依存してしまっていて、結果として未来までのビジョンを描けない、もしくは描こうとしていないことに原因があるのではないかと思います。
(ここでは極端なことですが)言葉というのは、嘘や空想の世界までも容易に表現できてしまうような負の側面ももっているために、それを主として思考を巡らすと、案を出していざ現実に持ち込もうとしたとき、実はそれは可能性や発展性に乏しいものだったと気づく場合が得てして出てきます。
自分たちが今足踏みしているのはそうした負の側面によるところが大きいのではないだろうかと個人的には感じています。
なのでもっとスケッチなり模型なり具体的なイメージとなる媒体物を多く持ち寄るようにしましょう。

そうしたなか、昨日の話し合いのなかで思い返したのは、この課題が始まって最初に額田を訪れたとき自分たちはいったい何に感動したのか、良い場所だなという印象をもった要因はどこにあるのかをこの段階で改めて書き出して記憶を蘇らせてみようということでした。
昨日集まったメンバーから出たワードは、食事、人、風景、月明かりといったものでした。
これらは自分たち以外の外部の人間も感動しうるものともいえるので、これらを提供したり活用したりするのは有力であると考えています。
新たに個人的にこれは何か使えるのではと思ったのが額田の水や川です。
額田にはお茶、地酒、鮎の放流などの産業がありますが、これらはきれいな水があって成り立つものであり、その意味で水や川は額田の財産であるといえると思います。
実際に自分たちも飲んでみておいしいと感じているので、なかなか説得力をもたせられるのではないでしょうか。
対象とする場所については、今のところ大雨河小学校と猪垣の二つがよさそうという声で固まってきました。
(ちなみに大雨河小では煎茶作りや茶道教室といったお茶に関わる学習をしていたようで、そこには寿太郎さんも協力されていたそうです。どうにかつながりをもたせられたらいいな...)

ここまでキーワードを出したところで、では実際に何をしたいか、できそうかというのを一人ひとり考えてみたら、思ったよりも多く案が出てきました。
何となく流れはよさそうというか打開の兆しとなりそうな気がしてきたので、この後にそれらを現実性をふまえたうえでまとめ、そろそろカタチにしていきたいなと思っています。



あと別の話、もう少し大勢で集まる時間が増えないとペースアップできないから、空いた時間は極力来るとか、ゼミ室にあまり居られない日についてはホワイトボードやメーリスでいつなら来られるのかを伝えるとかして、対策を立ててほしいです。



投稿者:腰痛の陶工




2013年6月3日月曜日

額田に行ってきて

昨日額田に行ってきました。


猪垣そばの滝山荘という食事処のご主人とお話ができたので、それについて伝えます。


ご主人は「万足平を考える会」に所属している方です。
ご主人曰く、会の目的の一つに、「自分たちの孫の代に額田の生活、歴史を伝える」
これがあるそうです。
そこにある理由は、
「核家族が増え子供が額田からいなくなる。そうなると孫は昔からの額田の風習や生活を知ることがない。そうなると、そこ子たちが大人になったとき、日本は誰が創っていくのか心配だ。いまアメリカの文化が沢山入ってきて、この先日本が無くなってしまうのが心配。なんとかしたいからこの会がある」、といった感じをことを言っていたと記憶しています。


惣坊


西ジャワ闘争碑

以前藤村に話したインドネシアのモニュメントについてです。

所在はバンドン、
日本語に訳した名は「西ジャワ闘争碑」

僕が訪れたのは夜でした。
今までみた記念碑とは違っていて、「日本にはこんなモノは無いかもな」と感じた記憶があります。
「ものすごく力強い、白い光の壁が天に向かって伸びている」そんな印象でした。
近くに寄ってみるとそこまででしたが、遠くから見えたときは「力強い」そう感じました。

おそらく、
夜、白い壁に下から白い光が当たっていたことがそのような印象を僕に与えたのかもしれません。

モニュメントの周りにはインドネシアの歴史が描かれていました。
そこには日本軍も描かれていました。

ネットにあった写真を上げておきます。



惣坊

2013年6月2日日曜日

6月1日

土曜日担当藤村です
先週は急に風邪をひきまして迷惑をおかけしました。
寝不足だったみたいです。

土曜日の作業は、敷地模型のちょっとしたところの手直しを卓が、
小学校の図面を僕がベクターに起こしました。まだ途中ですが
細かい数値、というか詳細図面が載っていないもので、適当な図面しかかけませんでしたが、一応
スタディ模型つくる程度なら充分だと思います。
小学校は誰か調査したんでしょうか。寸法の記録があるなら、続きの図面を引いてもらいたいのですが。

それはさておき
明日月曜日には、具体案を持ってくるという事でアナウンスがあったと思います。
口先で議論するよりも、おそらくすぐに方向が見えると思うので、現時点ではまだあまり詰まっていませんが、明日に備え今日は頑張ろうと思います。

ぐっちも書いていましたが
小学校には生活に関する一通りの整備が揃っているので、そこを拠点とすることは理由としては大きなものになるのでは、と
僕は額田に行って、少し「不便」という感想を持ちました。
都市で普段生活している人間からすると、「その田舎っぽさいい」とは思えても、どこかでめんどくささだったり、息苦しさに似た感覚を覚えてしまう。経験すると、もう体は水準の低い方には戻れない。
そういう意味では、都心の若い世代の人を引っ張る材料があることが一つ大きいのかなと思います。

ただ、図面を引いててあまりにも詳細が分からなすぎたり、扉すら書かれていないので、空間が想像できなくて案につながりません。
小学校が候補に挙がるなら図面の入手は最優先事項ですね


あと、全然関係ないんですけど、
マジでゼミ室はきれいに使ってください。
模型や資料や、重要なものがこれから増えていったときに、能率も悪くなるし、見た目も良くないし。
パン食ってそのままとか、飲みもの飲んでパックそのままとか、やめて

藤村


この間の案・・・



メインの書籍やその他の媒体物を展示する場所として大雨河小学校の教室を選択。
(自分のなかでは“額田資料館”と名付けている)

今回の対象地域の中では比較的中心的位置にあり、アクセスしやすい。
また、多くの卒業生の思いが詰まったところであり、生活のための機能があり収容面積もあるため、コミュニティー形成に適していると感じるため。

外部に対する額田地区の紹介、内部間での各集落の紹介、額田に存在する問題の提示、額田の人々の声、これからの額田に対する提案などを文章やイメージで視覚化したもの(プレゼンボードなど)、また間伐材、石、その他額田で採れる素材を利用したアート作品などを展示する。
また定期的には内外の人々を呼び集め、書籍の朗読会、地元食材を使っての食事会などのイベントを開催する。

こうしたふれあいのなかで、額田間での共同意識を高めたり内外のつながりを深める、またより多くの額田の人々にこのような企画に対し能動的に参加してもらえるようにすることが目標。


これは前回授業日に発表する予定だった案なので、また練り直して持っていきます。


投稿者:山口
(みんな、担当曜日はちゃんと書くんだゾー)